タグ: 遠藤実

水にただよう　浮草におなじさだめと　指をさす言葉少なに　目をうるませて俺をみつめて　うなずくおまえきめたきめた　おまえとみちづれに花の咲かない　浮草に…

いまでは指輪も　まわるほどやせてやつれた　おまえのうわさくちなしの花の　花のかおりが旅路のはてまで　ついてくるくちなしの　白い花おまえのような　花だっ…

江戸で生れてああ長屋で育ち今じゃ幕府の総大将星の流れは皮肉なものさ月にうそぶく勝海舟の胸にゃ真っ赤な火が燃える時代の流れと勢いは誰が止めても止まらない…

こんな晩には さびしそうねとお酒をつけて くれたっけ男の気持ち 手にとるようにわかってくれた あの女なんでだまって 消えたのか旅路の雨に 思い出す芝居…

青い青い　月の下で君に告げた　愛の言葉好きと云われ　好きと云ったあれは夢か　遠い夢か花も眠る　月の下で恋は終り　わかれわかれ君が泣いて　僕も泣いた風も…

あなた命と 決めてから痛む過去の 傷あとはみんな忘れて 夢になるおとこ花おんな花 咲かせたい死ぬまで一緒と 盃かわすわたし燃えます 貴方とならばどんな…

涙が赤く 染まるほど苦労をするよと いうあなた流れて行きます ついて行きます死ぬまで一緒よ はなれはしないわあなたはあなたは 私のいのち川心を燃やし …

あなたの心の慰めに私は歌を うたいます親子の愛は 海を越え必ず届いて おりますよ近くて 遠い 国だけど春の来ない 春の来ない 冬はない家族で暮らす 幸…

北へ流れる あの雲が津軽野づらで 雪になる俺の分まで 働き終えて親父いまごろ 囲炉裏酒ああ 帰りたい 帰れない酔えば恋しい イャーイー ふる里が背中ま…